空虚感が引き金となった摂食障害
みなさま、こんにちは💫
キングです。
なぜ私が植物やクレイを日常に取り入れ、
宝物として一生携えて生きていきたいと思うようになったのか、そのことをお伝えするために、まず摂食障害という形で現れた過去の心の偏りについてお話しします。
少し暗い話が続きますが、今は克服したからこそ、
こうやってお話できるのです!
☆
長い間、私はずっと、周りからどう見られているか、
そのことをとても気にして生きてきました。
外側からの評価を優先し、
「完璧なハリボテ」を繕う日々。
その理由は、
幼い頃に築かれた心の偏りにあったかなと思います。
幼少期の環境:
心の偏りと居場所のない感覚
父は厳格な人であり、
当時の私にとって常に「怖い存在」でした。
父は神職に就いていたので、
父を気軽に父と呼べない、
ちょっと「特別な存在」でした。
物心ついた時にはいつも敬語で話していましたし、
簡単に触れることもできないような大きな距離がありました。
父なりに、私を正しく育てよう、
しっかりさせようとしていて、
私は長女として特に厳しく育てられたと
後から聞きました。
しかし、当時の私にはその「厳しさ」を受け止める心の余裕がありませんでした。
子供ながらにそのプレッシャーを重く受け止め、
家にいる時間は安らげず、心の居場所がない感じがしていました。
食事のしつけにも厳しく、
父の顔色を伺いながら食べる食事は
なんとも味気ないものだったと記憶しています。
家があって家族はいても、
私には心の居場所がない感覚がありました。
「こんなに怒られる自分はここにいても良いのかな」という気持ちは、やがて「こんな家をでていきたい」という強い思いに変わっていきました。
幼い頃から周りの空気を読み、顔色を伺い、感情を抑え、自分の素直な感情に自信を無くしました。
時にはなぜ怒られているのかわからず、
常に自分なりに「ちゃんとしないと」と思っていました。
そして、私は、褒められるため、
怒られないために、
自分を本来の自分以上によく見せようとする癖を
身につけてしまいました。
摂食障害のメカニズム:
抑圧された感情と「食べる」行為
抑圧された感情と、
ここにいても良いのかなという不安感、
常に感じていたポッカリと空いた心の空虚感。
叱られて、ストレスやせつなさを感じた時、
私が救いを求めたのは、
皮肉にも、「食べる」ことでした。
常に感じていた空虚感を、
物質的に食べることで満たそうとしたのです。
確かにお腹がいっぱいになった一瞬は、
心も満足したような気がしました。
しかし、それは本当に一瞬。
「なぜ私は自分をコントロールできないのか」と、自分を責める以外に、この苦しみに対処する方法を知らなかったのです。
食べることで空虚感を埋めようとした行為こそが、
『摂食障害』という形で私を苦しめることになりました。
過食の習慣と自己否定:
20代で直面した摂食障害との苦しい戦い
この過食の習慣は高校生の時から始まり、
30代前半まで私を苦しめました。
それなりに好きな人ができて、
お付き合いしても、デートの日まではほぼ食べない。
だから、デートが終わったら思いきり食べてやる!って思っているので、好きな人との楽しい時間のはずが、このデートが終わったら思いきり食べられると思うと、早く一人になりたいとしか思えない。
そして、デートが終わったら、
速攻コンビニなんかでパンなどを買い込んで、
信じられないくらいの量を一気に食べるわけです。
大量の食べ物(甘いもの中心)が
一気になだれ込んでくるのだから、
身体の重さやだるさはハンパではありません。
ギュ〜と締め付けられるような胃の痛み、
パンパンにむくんだ顔、
そして何より、またやっちゃった…
という大きな、大きな罪悪感。
そこでまた自己肯定感が下がるわけです。
食欲を我慢できなかったダメな私…
というレッテルを自分自身にベタベタと貼って。
「お腹がいっぱいになったら食べるのをやめる」という、普通のことができないのです。
満腹中枢がイカれる準備ができると、
そんなスイッチが「ぱちっ」と入る音がするんです。
満腹中枢が壊れるとかそういう言葉でなく、
「イカれる」という言葉が一番適切なのです。
食べている時の私は、
人間でなく、動物のようでした。
もうね、悔しくて、切なくて、悲しくて、
自分自身にめちゃくちゃ腹も立って、
もう色んな感情でぐちゃぐちゃになって、
涙だって出るけれど、やはり同じことを繰り返す私。
コンビニで5000円使うこともしょっちゅうでした。
そして、過食の翌朝の会社が本当に辛かった。
パンパンにむくんだ顔で人と目を合わせるのが嫌で、
目をそらしながら話をしました。
きっと常識のない人だと思われていたことでしょう。
夜になると、過食の罪悪感に苛まれ、
少しでも体重を減らそうと、
お風呂に2時間も入ってお塩でマッサージしてひたすら汗をかこうとしたり、
夜中まで2時間も3時間も歩き続けたことが何十回もありました。
今のように
ネットで調べることができなかった時代です。
一人暮らしをしている私は
どうしたらこの症状が良くなるのか、
なぜ姉妹の中でも私だけこんな状態になってしまうのか、全くわかりませんでした。
それでも、わからないなりにも、
誰かに救いを求めたくて
精神科にいきましたが、ドクターも精神安定剤も当時の私には全く効果がありませんでした。
食事は喜びでなく、
「私を狂わせるもの」という感覚でした。
あの時の私は、
「一生、人と一緒に楽しく食事をすることなんてできない」と本気で思っていました。
続く
Image source: Pinterest
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